TOP » 【部位別】関節痛のしくみと原因 » 首の痛みの原因について詳しく見る

首の痛みの原因について詳しく見る

腰の痛みや、関節の痛みと同じように「首を回すと痛い」「ずんと重い感じが続く」など、日常生活に障害きたすような「首の痛み」を持病として抱えている人は少なくありません。

整体や整骨院での施術を受ける、または病院に行って薬を処方してもらうなど、様々な対策を行なっている人もいると思いますが、まずは首の痛みの原因にはどのようなものがあるのかを理解しておくことが大切です。

首の痛みの原因4選

首をほぐす

首の痛みが生じてしまうのには、実はいくつかの原因が考えられます。

(1)筋肉の痛み

代表的なものとしては「筋肉痛」が挙げられます。首回りの筋肉に対して、スポーツや仕事などで負担が過剰にかかってしまうと起こしてしまいます。

トレーニングをすると筋肉痛を起こしますが、これは筋肉の修復時に起こる痛みですので、特に問題がなければ安静にしていることで治ります。

スポーツ以外での首の痛みに多い筋肉痛の原因として、「姿勢」などの日常的な習慣も原因となると言われています。後述しますが、ストレートネックと呼ばれる状態になることで痛みを感じてしまいます。

(2)頚椎、神経の問題

体の支柱になっている背骨。これはお尻の方から首筋までひとつながりになっています。背骨というものは、一つ一つの骨がつながりあっていて、その中に神経や脊髄液、血液など人間にとって必要なものが入っています。

骨と骨の間には、椎間板というクッションがあり、それによって骨や神経が守られています。この椎間板が潰れてしまい、神経に触れ、圧迫してしまうことで痛みを感じてしまいます。

腰のヘルニアが一般的ですが、首も同じように椎間板がありますので、ヘルニアによって痛みが生じる場合があります。

首の痛みの原因で多いのが、この神経に関わる部分です。

(3)消化器官の不調

実はあまり知られていませんが、胃腸が悪くなることによって、関連して首が痛くなることがあります。特に食事の前後など、食事に関係するところで首に痛みが出る場合は、消化器官の問題を疑ってみることも必要です。

あまり関係のないように見えますが、これが原因となって痛みが出ることがありますので注意しておきましょう。

(4)精神的症状

肩こりが精神的なストレスによって引き起こされる・・・という話を聞いたことがありませんか。

ストレスが日頃の生活から溜まることで、交感神経が刺激され、筋緊張や血管の収縮が起こってしまい、これらが首、肩、腰痛などの原因になりうることがわかっています。

現代社会では仕事でも家庭でも、生活の中で様々なストレスにさらされます。このようなストレスは精神的な症状だけでなく、身体的な症状にも現れることがあるのです。

首を痛める原因となる病気の種類

一般的に多い首の痛みの原因となる病気について、いくつかご紹介します。

(1)外傷性

これは主に、スポーツや事故などによって首に何らかの障害が起きた状態です。先ほども説明した通り、ヘルニアなども原因の一つです。

車の事故でむち打ちになってしまう人もいます。実は車の事故でなくても、急な動きやちょっとした転倒などでもむち打ちは起きますので、首が痛い症状が続く場合は、医療機関を受診し、しっかりと診察してもらうことが大切です。

首回りの筋肉を酷使しすぎることで、首に負担がかかってしまい、慢性的な痛みを訴える人もいます。

(2)頚椎後縦靭帯骨化症

靭帯骨化症という名称の通り、靭帯が骨になってしまう病気です。脊柱管という脊髄の入っている空間が狭くなってしまい、ヘルニアのように神経が押されてしまうことで、感覚障害や痛みを感じてしまいます。

骨化症になったからといって、全てにおいて痛みが起こるわけではありません。50歳前後で発症する人が多く、ひどい場合は手術をすることもあります。

(3)変形性頚椎症

加齢によって頸椎がすり減ることで、頸部痛や肩こり、背部痛などの局所症状を起こす病気です。

この病気の大きな原因は、老化によって頸椎を形成する椎間板が変形してすり減ってしまうことにあります。椎間板がクッションのような働きをするのは、先ほど話した通りですが、このクッションが無くなってしまうと、骨と骨が直接当たってしまうことで痛みが生じてしまいます。

(4)ストレートネック・スマホ首

ストレートネック、スマホ首は病名ではないのですが、慢性的な痛みを引き起こす原因になります。

人間の首は30度~40度ぐらいに湾曲しているのが正常な状態なのですが、生活習慣の影響によってまっすぐに歪んでしまうことがあります。

今はスマホやPCを利用することが多く、猫背になる人も多いですが、そうした前傾姿勢になるような姿勢で長い時間を過ごすことで、ストレートネックやスマホ首と呼ばれるような状態になってしまいます。

ある種の生活習慣病のようなものとも言えます。

首が痛い

首の痛みの原因についてのまとめ

以上のように、首の痛みの原因には様々なものがあることがわかったかと思います。

慢性的な首の痛みは、それ自体がストレスになって悪循環を繰り返します。そのため、首の痛みに対するケアや治療は大切です。

しかし、自分の首の痛みがどこからきているのかは、首の痛みの原因をしっかりと理解しておかなければわかりません。どんな治療を行うにしても、その痛みの原因を理解しておくことが大切です。

また、首が痛くなる原因を知ることで、あらかじめ首が痛くなるのを予防することもできます。首が痛くなるような行動をなるべく避けて、快適な生活を送りましょう。