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グルコサミン

「グルコサミン」の働きや効能を分かりやすく解説。3種類あるグルコサミンを効率良く摂取するために、サプリメント選びのポイントも紹介しています。

グルコサミンの役割とは?

グルコサミンとは、アミノ糖の一種で、蟹の甲羅やエビの殻などに含まれている成分。もともと、私たちの体内にも存在する成分で、おもに軟骨を形成する原料となっています。グルコサミンは、すり減ったりもろくなったりした関節軟骨を修復したり、関節の痛みを和らげる作用を持っているため、関節をスムーズに動かす上で大変重要な成分だといえます。しかし、グルコサミンは、年齢とともに体内で生成されにくくなり、減少してしまいます。そのため、中高年を迎えたら、食品などから積極的に摂取して補うのが理想です。

グルコサミンのココがすごい!軟骨に効く理由

グルコサミンの効果は、海外の研究でも明らかになってきています。ある研究結果によると、膝の関節の劣化や変形がまだひどくない、初期や中期の変形性膝関節症の場合は、痛みを和らげる効果のあることが確認されています。グルコサミンは、すり減った軟骨を新たに作り出すような効能はありませんが、痛みの元となる関節の炎症を抑える働きがあるため、痛みが緩和されると考えられています。

グルコサミンサプリメントの選び方

グルコサミンは、蟹やエビなどの甲殻類に多く含まれています。これらを毎日摂取するのは難しいため、サプリメントを活用するのがおすすめです。過剰摂取しなければ副作用等の心配もなく、他のサプリメントや医薬品との禁忌作用も報告されていないため、併用しても問題ないとされています。ただし、グルコサミンのサプリメントは、おもに蟹やエビなどの甲殻類を原料としているため、アレルギーを持つ方は医師や薬剤師に相談の上、服用するようにしましょう。

ちなみに、いまや健康食品に広く使われているグルコサミンですが、ひとくちにグルコサミンと言っても、実は3種類に分かれています。原料そのものは、蟹やえびの甲殻類に含まれるキチンという物質ですが、精製の仕方でグルコサミンの質が変わり、呼び名も変わってきます。

グルコサミン塩酸塩

キチンを塩酸で加水分解して精製されたグルコサミンです。硫酸を使って精製されたものに比べて純度が高く、分子も小さいので体内に吸収されやすいとされています。

グルコサミン硫酸塩

キチンを硫酸で加水分解して精製されたグルコサミンです。1日あたり1,995mgのグルコサミン硫酸塩を摂取するより、1,500mgのグルコサミン塩酸塩を摂取する方が体内での利用率が高かったと言うデータもあるようです。

N-アセチルグルコサミン

近年注目を浴びているグルコサミン。体内に存在する天然型のグルコサミンで、他の2種類よりも分子が小さく吸収率が高いのが特徴です。

グルコサミンの1日の目安摂取量

関節痛の痛みの緩和に必要とされるグルコサミンの摂取量は、1日あたり1,500mgと言われています。ただし、上記で紹介した通り、同じ1,500mgでもグルコサミンの種類によって得られる効果は変わってくるので注意しましょう。

  • グルコサミン硫酸塩→含有量1,995mg以上ないと効果が期待できない
  • グルコサミン塩酸塩→含有量1,500mgあれば効果が期待できる
  • N-アセチルグルコサミン→含有量800mgあれば効果が期待できる
  • サプリメントを選ぶ際は、この数値を目安に選ぶと良いでしょう。