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ヒアルロン酸

「ヒアルロン酸」の関節痛に対する働きや効能を分かりやすく解説。ヒアルロン酸を効率良く摂取できるサプリメント選びのポイントも紹介しています。

ヒアルロン酸の役割とは?

ヒアルロン酸は、1g当たり6Lもの水分を保持することができ、保湿に関して重要な働きを担っているほか、骨と骨の間の動きを滑らかにする潤滑作用や、クッションの役割を果たす緩衝作用を持っています。私たちの体のいたるところに存在していますが、特に、軟骨や関節液に多く含まれているのが特徴です。

関節液は、関節に滑らかさと弾力性を与え、動きをスムーズにする働きがあるため、主成分となるヒアルロン酸が不足すると、軟骨がすり減って炎症や痛みを引き起こす原因となります。ヒアルロン酸が減ってしまうと、歩く、立ちあがる、昇るなどの動作の時に、膝などの関節に痛みが生じるようになります。ヒアルロン酸は加齢とともに減少していくため、食品などから補う必要があります。

ヒアルロン酸のココがすごい!軟骨に効く理由

関節液は、関節の動きを良くするだけではなく、軟骨に栄養を運ぶ役割も果たしています。ところが、関節の軟骨がすり減り関節症になると、関節液中のヒアルロン酸の濃度も分子量も少なくなり、潤滑油としての働きも失われてしまいます。そのため、ヒアルロン酸を軟骨細胞に注入する注射は、関節症への有効な治療法としてよく行われています。実際、関節症の治療では、40~50%に痛みの改善効果があったという症例も報告されています。

ヒアルロン酸は、口からの摂取による有効性は医学的には認められていませんが、関節痛の改善に効果があるという報告もあります。飲むヒアルロン酸などのドリンクやサプリメントでは劇的な効果は見られないかもしれませんが、摂取することで進行を緩やかにするなどの改善効果は期待できると言えます。

ヒアルロン酸のサプリメントの選び方と摂取目安量

ヒアルロン酸は、鶏のトサカやふかひれなどに多く含まれていますが、40度以上の熱で壊れてしまうため、食事からの摂取は難しいとされています。したがって、サプリメントの摂取が有効ですが、重要なのは天然由来かどうかという点です。ヒアルロン酸サプリメントは、大量生産できるバイオ製法という手法で作られたものが多いのですが、安全性を考えると天然由来を選ぶのが理想です。

またヒアルロン酸は、分子が大きく吸収率が低いというデメリットもあるため、低分子化されているかもポイントとなります。ヒアルロン酸の1日の推奨摂取量は、60~120mgくらいです。成分や原料によってはアレルギー反応を起こす恐れもあるので、成分、含有量、説明書をしっかりチェックして選ぶようにしましょう。